PCR検査と抗原定性検査の違い
新型コロナウイルスの流行とともにこの2つの言葉を多く聞くようになったと思います。
中央薬局では2022年1月20日より愛知県PCR等検査無料化事業における抗原定性検査を実施予定です。そのため、今回はこの2つの検査の違いを簡単に説明させていただきます。
2つの検査ともウイルスの有無を調べるもの
PCR検査(Polymerase Chain Reaction)
- ウイルスの遺伝子を検出する(感度が高い)
- 少ないウイルス量でも検出ができる(遺伝子を増幅させて検査するため)
- 特別な検査機器が必要
- 検査結果判定までに時間がかかる
- 陰性証明有効期間 検体採取日+3日以内
抗原定性検査
- ウイルスのタンパク質(抗原)を検出する(感度がやや劣る)
- ウイルス量が少ないと検出できないことがある
- 検査キットがあれば検査できる
- キットによるが15分から30分で検査結果がわかる
- 陰性証明有効期間 検査日+1日以内
当薬局では簡易に検査のできる抗原定性検査のみ許可が下りました。PCR検査につきましては、検体の持ち込み先・輸送方法等申請準備中です。
2022/1/31更新 現在PCR検査につきましても実施しております。
抗原検査の感度についてはこちらに掲載させていただきました。
以上、簡単にまとめさせていただきました。検査選択の際ご参考にしていただければ幸いです。
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