薬局開業に必要な準備

これから薬局を始めようとしている方へ 開局2ヶ月前までにしておくとよいこと

いざ開局しようとしても何をしたらいいかわからないという方も多いと思います。

独立希望薬剤師もしくは薬局を新しく経営しようとされているかたの少しでも手助けになればと思い、私の独立したときの内容を公開します。M&Aなので完全に新規の方は少し状況が変わってくると思います。

たくさんあるので少しずつ更新していきたいと思います。

開局2ヶ月前までにやっておくこと

独立をするという決意を固める!! 一番大事

多くの方がお金を借りて独立すると思います。簡単には引き返せないです。

中途半端な決意ではただ後悔するだけになります。

独立したらお金持ちになれる・自由になれる、と思っていると大変なことになります。

M&Aの案件で個人に紹介がくる案件はそんなに期待しない方がいいです。

地域支援加算をとったらなんとかやっていけるかな?という案件が多いと思います。 

独立は今の職場でやりたいことができない、もっとこうしたサービスを提供したい等具体的にビジョンがないと厳しいです。

・法人設立(この時に税理士事務所も探しておくといいです)

 →個人事業主でやる場合もよほどの自信がある場合を除いて税理士さんにお願いした方が無難です。

個人事業主にするか合同会社・株式会社にするか等は税理士さんと相談するとよいと思います。

・事業譲渡契約書 内容調整 

 →初めての場合はどこを見たらいいかわからないと思います。私は税理士さんに助けてもらいました。

  こちらに不利になっている内容は交渉してみる価値があるかもしれないです。

  案件概要書の確認ポイントはこちら

・融資準備

 →日本政策金融公庫を使う方が多いと思います。金利を他の銀行と比べてみるものありです。基本的に創業融資の金利は低めになっているようです。

  創業計画書を具体的に作り込む必要があります。

 →借入金は必要金額のみ審査が通ります。設備資金・運転資金・売り上げをしっかり作り込みましょう

設備資金は店舗にかかるお金 固定資産、レセコン、店舗保証金等

運転資金は借りるお金に合わせて多少調整可能です。人件費・家賃(2-4ヶ月程度)

売り上げ(月平均)は、処方箋単価×1日の来局人数×1ヶ月の営業日数になります。

・経営の勉強

実際に薬局を経営し始めると勉強の時間はあまりとれなくなると思います。

なるべく雇われているときに勉強して困らないようにしましょう。

当たり前のように経営状況の数字を税理士さんと話すときが来ると思います。

最低限簿記の勉強はしておくといいと思います。

・地域の他職種と連携をとる

開局地域が現在勤務しているところの近くであれば地域の医療機関、ケアマネさん、と連携をとっておくとスムーズに仕事を受けられると思います。これから薬局は門前の病院の処方のみを受け付けているだけでは経営が厳しくなっていきます。

その際に在宅医療をすることで経営の支えになります。

病院の地域連携室、居宅介護支援事業所等いろいろなところとつながっておくことをおすすめします。

ここまで読んでいただいた方ありがとうございました。

初回は以上になります。次回もお楽しみにしてください。

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