対象の方は?

居宅療養指導管理指導の対象の方はご自身で通院することが困難で、薬の管理に不安のある方です。

医師の訪問診療を受けていなくても薬局から医療機関・居宅介護事業所に相談し開始することも可能です。

介護保険を持っている方・持っていない方(医療保険を使用)で居宅療養管理指導となるか、在宅患者訪問薬剤管理指導になるかが変わりますが、行うサービスは同じです。

利用料金は?

1回あたりの利用料金は負担割合が1割の方で以下の図のようになります。

月に2回の訪問であれば、下記の料金に2をかけた金額になります。

上限は患者さん1人あたり、月4回までになります。(末期の悪性腫瘍の患者等の場合は週2回かつ月8回まで)

在宅患者訪問薬剤管理指導在宅患者訪問薬剤管理指導
単一建物居住者(1人)517円650円
単一建物居住者(2人以上9人以下)378円320円
単一建物居住者(10人以上)341円290円
注)負担割合が1割の方の金額です

どんなサービスがうけられるの?

薬剤師の役割は大きく下記の3点になります。

服薬支援

  • 薬をちゃんと飲めるように支援します 
  • 薬の一方化・セットはもちろん、錠剤が飲みづらいため粉にしてほしい・服用回数を減らしてほしい・錠剤の数を減らしたい・等ご相談ください

体調確認

  • 患者さんの状態を効果と副作用の両面から確認します

多職種連携

  • 得られた情報を他職種にフィードバックし、ADL(日常生活動作)とQOL(生活の質)の向上を目指します

在宅でのお薬管理で気になることがあれば是非中央薬局にご相談ください。